AppleCare+の評判・口コミまとめ|メリット・デメリット解説

「iPhoneを万が一壊しても大丈夫なようにAppleCare+に入りたいけど、料金が高い」
「補償にAppleCare+を選ぶメリットってなんだろう」
このようにAppleCare+を契約するか迷っていませんか。
AppleCare+はApple純正の延長補償サービスです。
バッテリー交換を含む手広い補償範囲と、実店舗でサポートが受けられる点が魅力です。
記事では、AppleCare+の評判や口コミ、メリット・デメリットについて解説します。
AppleCare+を詳しく知ることで、AppleCare+があなたに最適な補償かどうかがわかるのでぜひ参考にしてください。
AppleCare+とは?
AppleCare+とは、iPhoneを製造するApple社が提供する延長補償サービスです。
iPhoneの購入に付帯する1年間のメーカー保証を、2年間に延長するのがこのAppleCare+です。
2年自動更新のため、キャンセルもしくは機種変更までサービスの継続が可能。
保険料・補償金額はモデルにより異なり、それぞれの端末価格に最適化した金額が採用されています。
また、通常プランと紛失・盗難プランがあり、月額もそれぞれ異なっています。
基本情報は以下の通りです。
比較項目 | AppleCare+ | AppleCare+ 紛失・盗難プラン |
---|---|---|
保険料 | 月額:約500円~1500円 2年一括:11,800円~29,800円 | 月額:約700円~1,600円 2年一括:13,800円~31,800円 |
対象の端末 | 新品で購入可能なiPhone全て | 新品で購入可能なiPhone全て |
加入期間 | 購入から30日以内 | 購入から30日以内 |
補償内容 | 自然故障 過失・事故による故障全般 バッテリー交換 | 自然故障 過失・事故による故障全般 バッテリー交換 盗難・紛失 |
補償期間 | 2年(自動更新) | 2年自動更新 |
補償金額 | 背面カメラ・画面割れ:3,700円 その他の修理:12,900円 | 背面カメラ・画面割れ:3,700円 その他の修理・紛失:12,900円 |
補償回数 | 年間2回まで | 年間2回まで |
AppleCare+のメリット
AppleCare+を契約するメリットは以下の3つです。
それぞれ詳しく解説します。
バッテリー交換が補償対象
AppleCare+のメリット1つ目は、バッテリー交換が補償対象であることです。
多くのスマホ保険では、バッテリー交換は経年劣化によるものとして補償の対象外。
しかし、AppleCare+ではバッテリー容量80%以下を目安に、無料で交換できます。
容量はiPhone内の「設定」<「バッテリー」から確認可能です。
AppleCare+以外に、バッテリー交換が補償できるスマホ保険はないので大きなメリットですね!
Apple専任スペシャリストのサポートが優先的に受けられる
メリットの2つ目は、Apple専任スペシャリストのサポートが優先的に受けられることです。
Apple専任スペシャリストとは、Apple製品の知識に関する資格をもつ電話窓口のオペレータさんです。
Appleでは、修理から相談のサポ―トまで窓口をたらい回しにされることなく、基本的に1度で解決できます。
平日でも30分ほどの待ち時間がありますが、AppleCare+に加入していれば10分もかからずサポートを受けられます。
盗難・紛失プランの補償が手厚い
メリットの3つ目は、盗難・紛失プランの補償が手厚いことです。
最新のiPhoneは10万円を超えるのが、当たり前になっています。
しかし、盗難・紛失の補償を利用すると、12,900円で新しい端末を受け取れます。
常に携帯するスマートフォン。紛失や盗難のリスクは意外と高いです。
AppleCare+の盗難・紛失プランであれば、そんなリスクもカバーできます。
AppleCare+のデメリット
ここまでAppleCare+のメリットについて解説してきました。
しかし、当然ながらデメリットもいくつかあります。
デメリットは以下の3つです。
ぜひデメリットも理解し、よりAppleCare+のことを深く知りましょう。
保険料が高い
AppleCare+のデメリット1つ目は、保険料が高いことです。
以下は最新のiPhoneの保険料の一覧。
比較機種 | AppleCare+ | AppleCare+ 紛失・盗難プラン |
---|---|---|
iPhone13・14 | 1,180円 | 1,280円 |
iPhone14pro | 1,480円 | 1,600円 |
iPhoneSE3 | 580円 | 700円 |
以上は一例になりますが、基本的に月額は1,000円を超えています。
スマホ保険の中には、保険料が1,000円を下回るものも多いので、少し高めですね。
保険料をもっと抑えたいという方には、月額700円で加入できるモバイル保険がおすすめです。
購入から30日以内でないと加入できない
デメリットの2つ目は、購入から30日以内でないと加入できないことです。
多くのスマホ保険で、加入期間は制限なし・1年以内とされています。
30日以内というと、購入してすぐに判断しなければいけないので少し不便。
iPhoneを購入する前に、あらかじめ補償を検討しておくことも大切ですね。
免責金が高い
デメリットの3つ目は、補償を利用する際の免責金が高めに設定されていることです。
AppleCare+を利用する際の具体的な免責金は以下の通り。
- バッテリー交換:0円
- 背面カメラ・画面割れ:3,700円
- その他の修理:12,900円
バッテリー交換を除き、全ての補償で免責金がかかります。
0円~3,000円がスマホ保険の免責金の相場なので、高めになっています。
ただ修理代は割引で補償されるので、建て替える必要がない点は純正サービスの安心できる部分といえるでしょう。
メリットもデメリットもあるので、ぜひ他のスマホ保険も比較しながら最適な補償を選んでください。
AppleCare+の補償を使うときの流れ
AppleCare+を利用する際は、iPhoneをApple Storeに持ち込むか、電話・チャットサポートで修理を申し込みます。
店頭であれば修理もそのまま行っているので、簡単な修理であればその日の内に受け取り可能。
電話・チャットの場合は以下のような流れで、補償を利用できます。
自社で修理をおこなっているので、修理屋さんを探す必要もなくスムーズに手続きを終えられます。
AppleCare+がおすすめな人
AppleCare+は、iPhoneを作っているAppleにスムーズに修理してもらいたいという方におすすめです。
Apple純正のサービスというだけあって、手続きが店舗に行くか・電話1本で済みます。
スマホ保険では、店舗をもつサービスが少ないので、店舗があるAppleCare+はそれだけでも魅力的です。
実際のiPhoneで使われている部品・器具で修理が行われるのも安心ポイントの1つ。
しかし、その分保険料は高くなっています。
どうせ補償に入るなら、純正の補償で守ってもらいたいという方にはおすすめのサービスです。
AppleCare+以外の補償サービス
iPhoneの補償サービスには、AppleCare+以外にも2つの選択肢があります。
- 通信キャリアの補償
- 保険会社のスマホ保険サービス
場合によっては、AppleCare+以上にお得なものもあります。
それぞれ特徴やポイントを解説します。
通信キャリアの補償
通信キャリアの補償とは、ドコモやau、ソフトバンクなどの会社が提供する補償サービスです。
実は大手キャリアで入れるiPhoneの補償は、Appleと提携したサービスであることがほとんど。
たとえばソフトバンクが提供する「あんしん補償パックwithAppleCare Services」では、記事で紹介したAppleCare+とほぼ同等の補償が受けられます。
しかし、月額は979円~1,600円と料金は、AppleCare+よりも高くなっています。
保険会社のスマホ保険サービス
保険会社のスマホ保険サービスは、非常に多く提供されています。
月額が安く、加入期間の縛りが少ないのが特徴で、柔軟に補償を利用できます。
さくら少額短期保険株式会社が提供する「モバイル保険」などが有名です。
例としてモバイル保険の基本情報をまとめました。
保険料 | 700円/月 |
対象の端末 | モバイル端末全般 |
加入期間 | 購入から1年以内※ |
補償内容 | 不慮の事故による故障 外装破損 損壊 水濡れ 盗難または修理不能 |
補償期間 | 永続的に補償 |
補償金額 | 修理可能…主端末:最大10万円、副端末:最大3万円 修理不能/盗難…主端末:最大25,000円、副端末:最大7,500円 |
補償回数 | 無制限 |
表のようにAppleCare+に比べて、月額が安くなっていながら補償内容も充実しています。
バッテリー交換は妥協できるという方は、モバイル保険への加入がおすすめです。
AppleCare+は安い値段で安心が買える
記事では、AppleCare+の評判や口コミ、メリットやデメリットについて解説しました。
AppleCare+はバッテリー交換やサポートの充実など補償内容が充実したサービスでした。
ネックは月額の高さ。
記事では月額700円でiPhoneを守れる「モバイル保険」を合わせて紹介しました。
最適なスマホ保険は当然ながら人によって変わります。本記事をきっかけに最適な補償をみつけ、ぜひ申し込んでみてください。